夏 いつも通り
1人降りるハチ公口
いつか憧れてた景色の中で
待ち合わす人たちを背に
どこへ行くんだったか
陽炎揺れる交差点
溢れる人波 影法師
遠く誰かの声がしても
すぐ気のせいになってしまうだろう
淀みない足取りで
立ち止まらずに進む
人を躱すことだけが
上手くなっていた
無頓着を気取るのが
格好良くなった
強い雨の日さえも人は消えない
ここにいる理由なんてお互い判らない
陽炎揺れる交差点
溢れる人波 影法師
誰か向こうから手を降った
姿はすぐに埋もれてしまった
陽炎揺れる交差点
溢れる人波 影法師
遠く誰かの声がしても
すぐ気のせいになってしまうだろう
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