2013年1月12日土曜日

太陽



光景は殺那的 一生の思い出
何かのエンディングのような 二度と見られない錯覚
嫌でも感傷に浸らせる魔力

完全完璧なAlternativeなんて どんな世界にもきっとない
失われた物事はその事実を 深く深く刻む

存在は普遍的 一生の繰り返し
新たな旅立ちのような デジャヴュを思わせる感覚
嫌でも決意を起こさせる武力

割り切ることが進むためには 不可欠なのだと思っていた
寂しくても辛くても それだけが術だと思っていた

同じように登る太陽も 昨日とは違うもの
二度と取り返せないものを 沢山々々失っていく
悲しみのない世界なんてない

また来れば良いよと 彼女は笑った
同じ場所の同じ景色を 変わらない笑顔で見てくれる
一緒に居てくれる人を知った

寂しいことも辛いことも 日が巡ればまたあるけれど
支え合う暖かさがきっと それを埋め合わせてくれる

完全完璧なAlternativeなんて どんな世界にもきっとない
だけど
継ぎ接ぎにして僕らは足掻く そうして明日も生きていく

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